お世話になっております。
中小企業診断士の佐藤佑樹です。
補助金申請の商談の際、
「他社の方が貴社よりも手数料が安かった」
と言われることがあります。
ただ、そのあとにこちらから
「その会社のサポート範囲は、どこから、
どこまでのサポートでその手数料何ですか?」
と聞くと、ほとんどの
お客様はわかっていない様子です。
「サポートの範囲も知らずに、
手数料の安い高いを判断するなんて…」
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
悪いのは理解していないお客様ではなく、
「サポート範囲を明言していない補助金コンサルタント」です。
今から、質問を2回しますので、
直感でどちらに「頼みたい」と感じるか考えて下さい。
A社「当社の手数料は100万円です。」
B社「当社の手数料は150万円です。」
みなさんA社が良いと思うはずです。
手数料が安い様に「見える」のですから。
しかし、以下だとどうでしょう?
A社:「当社の手数料は100万円です。
(計画書作成のみ。それ以外は別途100万円)」
B社:「当社の手数料は150万円です。
(フルサポート、追加料金無し)」
皆さんはどちらのコンサルタントに
依頼したいと思いますでしょうか?
初めての補助金申請で、
何をするかわからない採択後の
「事務手続きを全て自分でするのか。」
補助金に関する事を、プロのコンサルタントが
「マルっと支援してくれるのか」
私が補助金申請をする事業者なら、
確実にB社を選びます。
補助金申請をコンサルタントに依頼する際は、
手数料のみでなく、「サポート範囲」もしっかり
確認しましょう。
本日も購読ありがとうございました。
次回は、
【補助金申請時の注意点③】
についてお話させていただければと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。